『動じない。』
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そこで藤平光一先生に教えていただいたのは、池の水のたとえです。池の水が静かなときは、水面に映った月は、月の姿のままでくっきりと映っているでしょう。風が出て池の水面が揺れたり波立ったりしたら、月の形はぼやけてしまう。よくわからなくなる。この話における月は、僕にとってはボールと思えばいいんですね。ですから、そのボールをよく見えるようにしようと思ったら、僕自身が静かな池になればいい。自分自身が「動じる」からボールが見えないんだということを教えてくださったんですね。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20120524#1337868974
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091225#1261708022(竹影階を掃って塵動かず 月輪沼を穿って水痕(アト)無し)