六本木ヒルズで、囲碁デビュー!? 万波佳奈さんに聞く「はじめてでも楽しめる囲碁の魅力」
囲碁って、性格がすごく出るんですよ。打っている碁を見ると、攻めが好きなタイプ、守りを重視するタイプなど個性がありますし、囲碁を打つ態度からも、負けず嫌い、温厚なタイプなど性格が表れます。
――プロ棋士の仕事ってどのようなことをするのですか。
万波 : 大きく分けると、対局(試合)と普及活動ですね。対局は囲碁棋士にとって最も大切なもので、平均すると週に1回、多くて2回行います。国内のトーナメントだけで、男女混合のものが10以上、女性だけのものが3つあります。他にも、国際戦というものがあって、中国や韓国のプロの人と戦ったりするんですよ!
もう一つ大事な仕事は、囲碁の普及活動です。アマチュア大会での指導や審判として、地方にいくことが多いですね。その他には、テレビの司会、解説、本作り、メディア出演などがあります。今回の囲碁フェスティバルも、大がかりな普及活動ですね。