大学・企業とも、受け身の姿勢からの転換を期待する「主体性・自主性・自立性」が最も多く、企業は全体の2割を超えた。
IT化の進展などに伴い、「物事を筋道たてて説明できる能力」や「相手の言いたいことを的確につかみ取る能力」が低下しているといわれる現状を反映し、大学・企業とも「コミュニケーション力」と「論理的に考える力」を重視しているのが特徴的。
また、大学・企業とも重視すべきものとして「豊富な読書量」「社会人としてのモラル」が上位に入り、若者の活字離れやモラルの低下を問題視している現状がうかがえる(「社会人としてのモラル」は企業の7位)。