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羽生挑戦者が三冠に復活 将棋・王座戦第4局制す

三冠になるのは昨年9月以来で、全部で七つあるタイトルを複数持っているのは羽生二冠だけとなった。

一方、渡辺王座は竜王のみの一冠に後退した。

第4局は午後10時過ぎ、同一手順を繰り返して決着がつかない「千日手」が成立した。30分後に始まった指し直し局は相矢倉の戦いに。勝負は4日未明にもつれ込み、羽生二冠が制した。

 羽生二冠は昨年、19連覇していた王座を奪われた。今回はリターンマッチで、世代交代に改めて待ったをかけた形だ。現在の他のタイトル保持者は森内俊之名人(41)、郷田真隆棋王(41)、佐藤康光王将(43)とすべて羽生二冠と同世代だ。