中国政府は、おととし浙江省で40人が死亡した高速鉄道どうしの衝突事故で、高速鉄道の建設を一時中断していましたが、去年から再び建設を再開し、先月には、北京と南部の広州を結ぶ高速鉄道の全線を開業させるなど、これまでの総延長距離は9300キロ余りと、日本の新幹線の総延長の4倍近くに達しています。
ことしの鉄道関連の投資額の詳しい内訳は明らかになっていませんが、ことし建設する計画の新たな路線は高速鉄道とそのほかの路線、合わせて5200キロ以上だということで、中国政府としては、今後も積極的に鉄道網を構築していく姿勢を示したことになります。