「名古屋商科大大学院は、前年の調査でも税法学部門が世界１０位に入るなど、とにかくビジネス教育に力を入れている。実践的な教育が特徴です。それが評価されたのでしょう。ＭＢＡ認証機関の米国ＡＡＣＳＢから認証を受けているのは、国内では名古屋商科大大学院と慶大大学院だけ。英語力も重視。世界の５０以上の大学と協定を結んでおり、留学や交流ができるのも高評価の理由のひとつでしょう」（事情通）
「名古屋商科大学（名商大）は、１９３５年創立の名古屋鉄道学校が前身です。商学部や経済学部などがあり、学生数は４０００人弱。偏差値は４０台前半と決して高くないが、愛知県内の高校からの評価は上々です。理由は、学生の管理が徹底していること。講義は座席指定で出欠席を取り、リポート提出も頻繁にある。就職活動に力を入れていて、不況下でも就職率は８割以上を維持しています」（愛知県教育関係者）
