報道によると、オバマ氏は既にケネディ氏の駐日大使就任を承認しているが、正式指名へ向けた審査の手続きが完了していないという。
キャロライン氏は、1963年に暗殺されたジョン・F・ケネディ大統領の長女。弁護士資格を持ち、教育や文化に関する非営利活動に関わっている。2009年にはニューヨーク州選出の上院議員ポストに意欲を示したことがあるが、最終的に断念し、これまでに政治経験はない。
08年の大統領選からオバマ大統領を支持しており、昨年の選挙では選対本部入りした。大統領が政治任命する主要国大使の有力候補に、陣営への大口献金者と並び、あがっているという。日本のほか、カナダ大使が有力との報道もある。