【高級ホテル最新事情】名古屋東急ホテル ルームサービスに“ご当地グルメ”
また、実際に滞在してみると分かることだが、ルームサービスの充実ぶりも、特筆に値する。朝食は、コンチネンタル、アメリカン、和食から選べる上、シリアル、卵、肉料理、ベーカリー、サラダの単品メニューも豊富。
またランチとディナーも、各種オードブル、スープ、サラダ、6種類のメーンディッシュ、パスタ、4種類のカレー、オムライス、サンドイッチ、ピザなどが各種選べる。
ユニークなのは、「名古屋名物」と題されたメニューで、手羽先フライ、あんかけスパゲティ、名古屋コーチン卵の親子オムライス、名古屋コーチンの親子みそ煮込みうどん、ジャンボエビフライ丼に、天むすまで用意されていることだ。
さらに、日本料理「なだ万」の稲庭うどん、松花堂弁当、にぎりずし、中国料理の「南国酒家」のマーボー豆腐、ハーブ豚の釜焼きチャーシューなど14種類に及ぶ中華メニューもある。
「夜10時までなら、和風シーフードスパゲティ、名古屋コーチンスパイシーカレー、ピッツァマルゲリータ、名古屋コーチンの親子みそ煮込みうどんがそろう。また、デザート、フルーツ、サンドイッチ類も深夜12時までオーダーできます」(野々部総支配人)
デフレ不況が長引く中、東京の都市ホテルは、いずれもルームサービス・メニューを縮小して、コストダウンを図っている。