子供は「言葉」よりも「体験」から多くを学びます。言葉にはならない体験をして、親や先生など周囲にいる大人が、必要に応じて、それを言葉に置き換えてあげることが重要です。
この順番を間違え、体験がないにも関わらず先に言葉を教えると、言葉を知っただけで「理解した」と勘違いをするようになります。「体験」という裏付けがなく「言葉」ばかりが先行をしてしまうと、「知っているのに何も出来ない」状態に陥ります。
良い体験は人を成長させますが、それが良くない体験であっても、人は体験から学び取ります。「失敗」はその一つです。勿論、取り返しのつかない失敗をすることは出来ませんから、命に関わること、信用に関わることには慎重であるべきです。