FRBの金融政策のほか、人口や地政学、商品(コモディティ)供給における長期的な構造変化により、投資環境は厳しさを増す可能性があるとしている。
グロース氏は、信用が拡大し資産価格が上昇していた1970年代初め以降は、投資家は少ないリスクで賢くレバレッジをかけることができ、断続的に起こるデレバレッジや資産引き揚げからも容易に身を守ることができたが、FRBの金融緩和政策で投資環境が変化したと指摘した。
「バフェット氏や(ジョージ・)ソロス氏、(ダン・)ファス氏などベテラン投資家、そしてもちろん私も含め、われわれはみな、おそらく最も有利かつ魅力的な時代に経験を積んだ」とし、投資家は新たな時代に対応する能力を試されることになるだろうと述べた。