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「国家は破綻する」著者らが誤り認める、米研究者らの指摘受け

ただ、研究の「中心的なメッセージ」は依然として有効だとしている。

ラインハート氏とロゴフ氏は、誤りは偶発的なものだったと釈明。声明で「常に気を付けて最善を尽くしていたにもかかわらず、こうした誤りがわれわれの論文の1つに紛れ込んだことには、目を覚まされる思い」と述べた。

両氏の研究内容に誤りがあったことにより、景気後退期に膨らんだ財政赤字への各政府の対応、もしくは多くの先進国で2010年以来に定着した緊縮ムードにどのような影響を及ぼすかは不明だ。

ただ、マサチューセッツ大学アマースト校の研究者らの研究も、重い債務を抱えている国の成長は一段と減速するとの両氏の研究内容を裏付けているようにみえる。研究者らは、債務水準が例外的に高い国の平均成長率は2.2%で、債務水準が低い国の成長率を下回っている、と指摘している。


また、多くのエコノミストや政策当局者らは、ラインハート氏とロゴフ氏の研究内容に込められたメッセージを軽視していない。

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