あの名投資家ウイリアム・オニールが宣言!「米国株は4月17日の下げで調整局面に突入した」|世界投資へのパスポート|ザイ・オンライン
先週の相場の特徴として、指数が下落した日は出来高が多く、反発した日は出来高が細る傾向が見られました。これはテクニカル分析では良くない兆候だと解釈されます。
またラッセル2000指数などの小型株指数のパフォーマンスが悪く、投資家が比較的配当利回りが高く、ディフェンシブな銘柄へと避難している傾向が強まりました。これも上昇相場がくたびれてきていることを示唆しています。
テクニカル分析で有名なウイリアム・オニールが出版するインベスターズ・ビジネス・デイリー(IBD)は4月17日の下げでアメリカの株式市場が調整局面入りしたと宣言しました。
調整局面は2日で終わるケースもありますし、長い時は6週間続くこともあります。IBDによると過去の平均では3週間続くとされています。