https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

「日本初」「関西初」が目白押し グランフロント大阪の「ショップ&レストラン」公開

 26日に街開きを迎えるJR大阪駅北側うめきたの複合ビル群グランフロント大阪で23日、専門店街「ショップ&レストラン」が報道関係者に公開された。「日本初」や「関西初」のブランド店や人気ショップの旗艦店が数多く出店。飲食関連でも「午前4時まで営業」や「常設オープンカフェ」など独自のコンセプトを打ち出す店やエリアがめじろ押しだ。

 専門店街は約4万4千平方メートルで、266店が入居する。米国の人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の舞台となったベーカリーカフェ「シティベーカリー」が日本初上陸するなど集客力と話題性のある店舗を取りそろえ、初年度の来場者約2500万人、売上高400億円を目指す。


 ファッション関連店舗でも、既存店に比べ品ぞろえが豊富な旗艦店など、いわゆる“ここだけショップ”が充実している。


 最も注目を集めたのが、日本初出店となるスペインのインテリア雑貨店「ザラホーム」(北館1階)。約500平方メートルの売り場では寝具をはじめ、衣類や食器など2千〜3千点の商品を販売する。店長は「世界各国のデザイナーが手がけた商品には自信がある」と意気込む。


 米人気セレクトショップロンハーマン(南館1階)は大阪初出店。さわやかな色合いと落ち着き感のあるカジュアル衣料が特徴だ。米ファッションブランド「ラジャンス」「マザー」など、同店向けにデザインされた衣類や靴の限定商品もある。同店の広報担当者は「他のセレクトショップにない独特の視点が自慢」と話す。

 一方、飲食関連ではユニークなコンセプトのエリアや店舗が目立つ。


 東京・新宿に次ぎ全国2例目となるのは、歩道に設けられた「常設オープンカフェ」。南館と北館の間を横切る公道脇の幅約11メートルの両側の歩道に、フレンチスタイルのカフェなど個性豊かな4店が出店する。


 施設内飲食店最大の広さを誇る世界のビール博物館&世界のワイン博物館」(北館地下1階)は250種類以上のビールと200種類以上のワインが楽しめるのが売り。ビール博物館は国内2店目、ワイン博物館は国内初出店だ。店内にはドイツやベルギー、イギリスなどビール大国の雰囲気を再現した6つのバーカウンターも用意した。

 北館6階にある飲食エリア「UMEKITA FLOOR」のテーマは“大人のたまり場”だ。午前4時まで営業する飲食店16店は共用通路にテーブルや椅子を配置し自由に行き来できるレイアウトで、「営業時間はとくに始発を意識したのではなく、時間を気にせずに街で店をはしごする感覚を楽しんで」(担当者)という。


 ショップ&レストランの責任者、三輪谷雅明支配人は「これまでの梅田の商業施設になかった自然を感じることができる。多彩な店舗と合わせて、この環境が他との差別化につながる」と自信をのぞかせた。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20130419#1366380443