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コマツ今期営業益予想は44%増、円安効果と建機需要堅調で

今期の売上高は同8.8%増の2兆0500億円、純利益は同45.7%増の1840億円をそれぞれ見込む。前期に1株当たり48円だった年間配当は今期は58円と10円増配する計画。今期の前提為替レートは、1ドル=95円、1ユーロ=123円、1元=15.3円とする。


建設機械事業は、売上高で10.2%増、営業利益で16.3%増を計画。震災復興需要を中心とした日本、住宅向けを中心とした北米が引き続き堅調。売上高の伸び率では、中近東で38.1%増が見込まれる。中国では16.7%を想定するが、大半が円安による効果で、会見した藤塚主夫専務は「物量では横ばい」とみている。


低迷していた中国市場について、藤塚専務は「機種によって異なるが、春節明けから日当たりベースではほぼ昨年並みに戻った。底は打った」と指摘。不振だったインドネシア向け鉱山機械も下期以降、徐々に回復するとの見通しを示した。