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“バタヤン”田端義夫さん追悼作の中身 客席との一体感はアイドル顔負け

 90歳の田端さんが愛用のエレキギターを抱えて登場し、チューニングを始めると、老人たちで満員の客席から「ボチボチやれや〜」と温かい声がかかる。「十九の春」「赤とんぼ」「男の純情」「島育ち」「大利根月夜」などのヒット曲を熱唱する田端さん。客席との一体感は、最近のアイドル歌手も顔負け。多くの老人たちがバタヤンの歌に自分の人生を重ね合わせているようだ。


 舞台では、司会者の浜村淳(78)が名調子で田端さんの生い立ちを語る。10人兄弟の9番目に生まれ、3歳のときに父が他界。極貧生活で栄養失調になり、トラホーム(トラコーマ)で右目の視力を失ったことなど、信じられないほど過酷な苦労話が明かされる。しかし田端さんは、そんな苦労の数々を笑い飛ばすような明るさと歌で客席を盛り上げていく。生粋のエンターテイナーぶりが映像でつぶさに紹介されている。

十九の春 田端義夫 - YouTube