急増する「愛してくれ症候群」。 20〜40代の男性がキケン!|人生を変える「折れない自信」のつくり方|ダイヤモンド・オンライン
彼に友人、恋人ができない理由はここにあった。人から愛された経験、認められた経験がないため、自己肯定感が低い。だから、自分がいかに価値ある人間かを、誰かにわかってほしくてたまらないのだ。
そのため、人の話を聞くことができず、自分の話ばかりしてしまう。
私は彼に2つのアドバイスを行った。1つは、日常生活の中で、「人生計画」や「目標実現」などの話をしないこと。自分の優秀さをアピールする前に、まず目の前の人と言葉のキャッチボールをすること。そして、話すことと聞くことの割合を「2対8」ぐらいにして、とにかく人の話を聞くようにとアドバイスをした。
もう1つは、「誰も俺を愛してくれない!」と落ち込むのではなく、まず自分から誰かを愛すること。
彼の最大の問題点は、自己肯定感の低さゆえに、「俺を見てくれ、愛してくれ」と、周囲に過剰アピールしているところだった。この状況では愛されるどころか、どんどん人を遠ざけてしまう。発想を根本から変えるしかなかった。
「愛してくれではなく、愛しています」。このように、自分から誰かを愛することを勧めたのだ。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20130501#1367416163
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20130302#1362232372