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米FRB議長、金融政策・経済展望に言及せず | Reuters
FRB議長 株高の市場推移を注視 NHKニュース

この中でバーナンキ議長は、「今の低金利の状況で、特に注意して見ているのは、利益を得るために過度にリスクを取る動きだ。これが資産価格や実体経済に影響を及ぼす可能性がある」と述べ、株式市場や住宅市場に資金が流入し、取り引きが活発になるなかで、投資家が過度なリスクを取っていないか、市場の動きを注視する考えを示しました。
そのうえで、株式市場や住宅市場でバブルが発生しているのではないかという質問に対して、「FRBがバブルが発生しているかどうかを見極められず、市場の評価を誤る可能性があるかもしれないが、今後、実体経済と比べて資産価格が歴史的に異常な状態になっていないかどうかをしっかりと監視したい」と述べ、市場の監視を強化する考えを示しました。

大和総研ニューヨーク・リサーチセンターの土屋貴裕シニアエコノミストは、「今回の講演では、バーナンキ議長が金融市場を取り巻くさまざまなリスクについて言及していたのが印象的で、FRBが資産バブルに対する警戒感を示し始めたと受け止めている。今の量的緩和策を将来的に縮小するための地ならしを始めたということではないか」と話しています。