ヨハネ・パウロ2世:死後8年半で聖人に…「奇跡」認定? 毎日jp(毎日新聞)
イタリアのANSA通信によると、バチカン(ローマ法王庁)の神学審査委員会が、第264代ローマ法王の故ヨハネ・パウロ2世による「奇跡」を認定した。これによりヨハネ・パウロ2世は死去から8年半となる今年10月20日に聖人に列せられる見通しとなった。
キリスト教カトリックで、「聖人」の称号は生前イエス・キリストの教えに忠実に従い信徒の模範となる信仰者に与えられる。「尊者」「福者」の段階を経て、奇跡の認定を踏まえて「聖人」に位置づけられる。今回、祝福を受けた女性信徒が病から回復したことが列聖に必要な「奇跡」にあたると認定された。