<Firefox>独自OS開発 今夏以降、9カ国で発売見込み (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
同財団が独自OS開発を決めたのは、消費者にアンドロイド(グーグル)、iOS(アップル)以外のスマートフォンOSの選択肢を提供したいという考えからだ。2社が最新のプログラム内容をすぐに公開しないのに対し、同財団のOSは多数の技術者がボランティアで参加して開発するため、プログラム内容は最初から公開されている。さらに、外部の技術者がOSの新機能を提案していくこともできるため、連携して動くウェブアプリケーション(ウェブアプリ)などを開発しやすい。
「Firefox OS」は、アンドロイド用端末に搭載可能で、ウェブアプリは、ウェブサイトと同じプログラム言語で制作できるため、端末開発コストも下げられるという。南米などでは、経済的に従来のスマートフォンの利用が難しい層にも、購入できる額で販売できるのではないかと期待されている。
「Firefox OS」を搭載したデモ機種の画面は、アンドロイド・スマートフォンと変わらない。同財団でウェブマーケティングを担当する清水智公さんは「画面全体がウェブブラウザーのようなもの。並んでいるウェブアプリはタブ機能やブックマークのイメージに近い」と説明する。