【映画評】風立ちぬ (いいんちょ) - BLOGOS(ブロゴス)
その点ハリウッド映画、特にピクサーなどのアニメーション映画は子供向けということもあってか、「因果応報」というのがものすごく計算されて作られていると思う。もうそれは見事といえる。
映画が終わるまでに、悪いことをしたやつは必ず罰を受けるし、いいことをした人はそのご褒美を受け取る。しかもその「量刑」も実に考えられていて、キャラクターの入力と出力のバランスがきわめていい。そこまで悪いことしてないのにあんなひどい目にあっている、ということはほとんどないのだ。ちょうどいいのだ。