無断でホテル朝食を…愛媛大学の准教授逮捕 | 日テレNEWS24
宿泊していないホテルに無断で立ち入り、バイキングの朝食を食べて立ち去ったとして、愛媛大学の准教授の女が建造物侵入の疑いで逮捕された。
逮捕されたのは、愛媛大学教育学部の准教授・山口智子容疑者(40)。警察によると、山口容疑者は今月16日午前8時半頃、松山市のホテル内にあるレストランでバイキングの朝食を食べた後、金を払わずそのままホテルを出たという。従業員からの110番通報で警察が逃げた山口容疑者の身柄を確保し、ホテルに正当な理由なく立ち入った建造物侵入の疑いで逮捕した。調べに対し、山口容疑者は「ホテルに入る理由はあった」などと容疑を否認しているという。
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同ホテルでは朝食券を前日のチェックイン時に宿泊客に渡し、それと引き換えに朝食をとる仕組みになっていた。
女はホテルに宿泊していないため朝食券を持っておらず、従業員が外部から朝食だけをとりにきた客とみて注視していたという。
食事が終わった女は、清算せずに会場を出て、そのままホテル内をうろついていたが、午前11時近くになってホテルから出ようとしたため、従業員が「宿泊客の方ですか」と声をかけると、そのまま無言で外へ逃走。110番するとともに後を追った従業員が、連絡を受けて駆けつけた署員と合流、市内の路上で女を捕まえた。
松山東署によると、逮捕してから2日間は取り調べに応じず、18日になって大学の職員証が見つかったことから名前、生年月日、職業だけは明らかにした。また、ホテルに入ったことについては「理由がありました」と話しているが、無銭飲食については依然黙ったままという。財布は持っていたが、所持金はゼロだったという。