シティとモルガンS、金相場の下落継続を予想 - Bloomberg
シティグループのアナリスト、エド・モース氏とヒース・ジャンセン氏は23日のリポートで、経済指標の改善に加え、投資家がFRBによる資産購入の縮小開始を予想しているため、金相場は年末までに1オンス当たり1250ドルを下回ると予測。来年の平均は1250ドルと、今年の予想である1405ドルから下落するとの見通しを示した。
モルガン・スタンレーはリポートで、来年の金相場は平均1200−1350ドルとなり、その後、下落に向かうとの見方を示した。
シティグループのアナリストらは「FOMC(米連邦公開市場委員会)による量的緩和縮小見送りの決定は、金相場にとって一時的な支援材料となるにすぎない」と指摘。「これにより金相場の下落傾向が終了するだろうか。ファンダメンタルの面から見て答えがノーであることは明らかだ」と述べた。