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仕事のできる人、できない人はなぜ靴で見分けられるのか|ダメリーマン脱出整理術 草間雅子|ダイヤモンド・オンライン

 プロのホテルマンが、お客の上よりも下、つまり「洋服」より「靴」を見てその客質を判断するという話はあまりにも有名ですが、これは日常のビジネスシーンにおいても然り。 “ビジネスパーソンは足もとを見られている”のが昨今では常識となりつつあるようです。


 また、経営者や会社の役員にまでのぼりつめる人の中には、スーツやネクタイ、時計よりも「靴」にこだわりを持っている方が多いとよく耳にします。「仕事がデキる男」と「靴」の関係も、あながち無視できないと思いませんか?

 では、そもそも一体なぜ靴を見ればその人が分かると言われているのでしょうか?靴の「何を」見られているのでしょうか?


 それは、高価な物であるかどうかという事よりも、その「手入れ具合」だと言われています。スーツやネクタイがばっちりキマっていても、ついついおざなりになりがちなのが靴の存在――。


 そんな体の末端に身に着けるものだからこそ、キチンと手入れの行き届いた靴は、“そういう細やかなところまで”気持ちが行き届いているという証として、その人への「信頼感」に繋がるのかもしれませんね。


 手入れが行き届き、大切に履き込まれた靴は、古くなるごとにむしろ艶と風合いを増し、履いている人の格を上げてくれます。しかし粗雑に扱った場合、経年はただの“劣化”となって現れるから不思議です。

 ちなみに、私がこれまで多数のお宅を拝見してきて気付いたデキる男の靴の特徴はと言うと、やはり、


 1.手入れが行き届いている
  (形が崩れていない、かかとが減っていない、擦れていないなど)
 2.キレイに磨かれている


 のに加え、


 3、スーツとのコーディネートが良い
 4、脱いだ後に揃えている


 という点も挙げられます。


 この4つの特徴が揃うのは、先ほども挙げたように「デキる男は細かいところまで気を配れる」からと言えますが、それプラス、私が思い当たるキーワードは『計画性』です。


 これまでのコラムでも何度かお伝えしてまいりましたが、できる人は計画性があるため、時間や予定に追われることなく常に“余裕”があります。そのため、この4つの項目を網羅できてしまうのは自然の成り行きに思えます。余裕があるからこそ、靴の傷みに目がいきますし、常に段取りを考えて動いていますから、翌日の予定に合わせて着ていく服とそれに合った靴を用意しておく事ができる。だからスーツと合ったコーディネートも可能になるのです。


 また、コーディネートが良いのはご自身に似合う物を知っていたり、バランス感覚が良い事の表れとも言えると思います。これも、決して流行りの物や高価なブランド物であるかどうかという事とは関係ありません。


 さらに、デキる男性の方は、木製のシューキーパーを使っている方も多いですね。これは、湿気や臭いを取ってくれますし、靴の反りや型崩れも防げるのでオススメです。安価ではありませんが、価値ある投資と言えるでしょう。