クランシー氏は、保険代理店を営みながら執筆活動を始め、旧ソビエトの原子力潜水艦を巡る米ソの争奪戦を描いた1984年発表のデビュー作、「レッド・オクトーバーを追え」が、ベストセラーとなりました。
この作品も含めて、「ジャック・ライアン」というキャラクターを主人公にしたシリーズ小説は人気を集め、いくつもの作品が映画化されています。
クランシー氏は最新の軍事技術や諜報活動などをテーマにしたサスペンス小説を得意とし、その多くが日本語に翻訳され、日本でも人気が高い作家です。
クランシー氏は、最近まで積極的に執筆活動を続けていたということで、ことし12月には、最新作がアメリカで出版される予定です。