■

中国、「一人っ子政策」の大幅緩和は検討せず＝国家衛生・計画生育委 | Reuters

政府は１５日、中国共産党中央委員会第３回全体会議（３中全会）の決定事項として、一人っ子政策の緩和を発表。夫婦のどちらかが一人っ子の場合、第２子の出産を認める方針を打ち出した。

一人っ子政策の緩和は、経済成長を抑制し高齢化を加速化させるとの懸念から約５年前から検討されてきた。

同委員会の王培安副主任はウェブサイトで、誰もが突然子供を２人もてるようになると多くの問題が生じると警告。「中国が人口の多い国であることは基本的に変わっておらず、経済・社会・資源・環境に長期的な影響をもたらす。家族計画の基本政策は今後長期にわたり維持される必要がある」との認識を示した。