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日刊ゲンダイ|孫社長は2313億円! 自社株売りで創業者たちウハウハ

 上場企業の創業者が、ここへきて自社株の売却を加速させている。理由は“節税”。株式の譲渡益や配当にかかる税金を20%から10%に軽減する「証券優遇税制」が今年末で終わり、年を越すと課税額が倍になってしまうからだ。さらに、最近の株高で売却益も膨らんでいる。年末まで創業者の駆け込み売りが増えそうだ。

 今月に入って関東財務局に提出された大量保有報告書によると、ソフトバンク孫正義社長(56)は5日、個人で保有する自社株3000万株を売却していた。市場外取引で1株当たりの売値は7710円。この日のソフトバンク株の終値と同じ額だ。取得したのは自らの資産管理会社の一社「孫エステート」。売却額は2313億円にのぼった。


「これだけ大量の株式を市場で一気に放出したら株価が暴落しかねません。証券優遇税制が終了する前に、緊急避難的に資産管理会社に売っておこうということでしょう。このところ高値で推移しているソフトバンク株ですが、10月23日に年初来高値の7910円を付けた後、いったん下落したものの今月5日は戻り高値で一時7800円まで上がった。孫社長は売り時のカンがいい」(経済ジャーナリスト・有森隆氏)

 サイバーエージェント藤田晋社長(40)も今月1日に自社株158万株を売却した。こちらも市場外の取引で、1株当たり2953円。売却額は46億6574万円だ。

 日経新聞の集計によると、公募の「売り出し」という方式を使って創業者が自社株売りをしたケースは、今年1〜9月だけで25件、290億円分あり、前年同期比7割増だったという。いかに創業者が売り急いでいるか分かるというものだ。

 今年上期には、楽天三木谷浩史社長(48)夫妻の自社株売りも話題になった。夫妻は3600万株を売却、約400億円を手にした。