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グリーンスパン氏:ダウ1万6000ドルでもバブルの状態でない - Bloomberg

「私の見方では、株式相場にバブルの特徴はない。そういう結果になる可能性もあるが、現段階ではそうした状況は見当たらない」

同氏は株価が上昇していても、投資を減少させている「幾分かの不確実性」によって米経済が抑えられていると指摘。来年の成長率を2.5−3%を見込むエコノミストは楽観的過ぎる可能性があると述べ、「2%により近い水準」を予想した。ブルームバーグが今月8−13日にエコノミスト73人を対象にまとめた予想中央値では、米成長率は今年の1.7%から来年は2.6%に加速すると見込まれている。

同氏はまた、景気を抑制する一因として銀行システムに言及し、大手銀行の一部は経営が効率的でないとの見解を示した。

FRBによる金融刺激策 の継続という追い風を受けて、S&P500種株価指数は今年に入って約27%上昇。このペースが続けば、年間上昇率は1998年以来で最も大きくなりそうだ。27日は前日比0.3%高の1807.23と過去最高値で終了。ダウ工業株30種平均も0.2%高の1万6097.33ドルと、最高値を更新した。

グリーンスパン氏は「株価は長期的に見れば一般に年約7%は上昇するものだ」と述べ、「株価は2007年10月以降伸び悩んできたが、今ようやくそれを上回ってきたところだ」と指摘した。

S&P500種は07年10月9日に1565.15に達した後、米経済が大恐慌以来で最も深刻な長期のリセッション(景気後退)に見舞われる中で57%下落。07年10月に付けた高値を今年3月まで上回ることはなかった。

Former Fed Chief Greenspan Sees No Bubble as Dow Exceeds 16,000 - Bloomberg