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日刊ゲンダイ|亀裂は決定的 アッキー夫人が首相にまたまた“反旗”

アッキーこと安倍首相の妻の昭恵夫人がまたダンナの政策に噛み付いた。政府・与党が進める東日本大震災の被災地の巨大な防潮堤建設事業に対し、市民団体のインタビューで「地元と行政との間で十分な合意形成ができていない。本当に必要とされているか分からない」と疑問を呈したのである。


 巨大防潮堤は岩手、宮城、福島の3県で着工を計画している。総延長370キロで、総事業費は8000億円。津波を防ぐのが目的だが、沿岸部の住民からは景観破壊や、観光客の減少を不安視する声が続出。反対運動が活発になっている。


 昭恵夫人はこうした声を受け、インタビューでは「国費を投じて建設されるのに、被災地以外に関心が持たれていない。防潮堤に莫大な予算を使うよりも、若者が新しい町づくりをしていける活動にお金が使えたらいいのに」と指摘。さらに「(首相)夫人としてこの問題を広く世に問うていきたい」と訴えた。


 昭恵夫人はこれまでも「家庭内野党」を公言。他国に原発トップセールスする安倍の姿勢や、中小企業を苦しめる消費税率の引き上げに批判的な発言を繰り返してきた。防潮堤問題に詳しいジャーナリストの横田一氏はこう言う。


「当初は夫に遠慮していた昭恵夫人ですが、その後、被災地の現場に足を運び、反対住民とも連絡を密にしている。11月初めにも現地の住民団体と懇談しています。でも、これまでは表に出ることを警戒していた。ネットのインタビューに応じたのは反対運動の前面に立つ覚悟を決めたのでしょう」

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