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里見香奈、女性初の三段に 将棋の棋士目指し最終関門 - MSN産経ニュース

将棋の里見香奈女流3冠(21)=女王・女流王座・女流名人=が23日、在籍するプロ棋士養成機関「奨励会」で、女性としては初めて最高位の三段に昇段した。


 大阪市関西将棋会館で行われた奨励会の対局に勝ち、直近の成績が12勝3敗となり昇段条件を満たした。今後は最終関門の三段リーグに来年4月から参加し、女性初のプロ棋士(四段)を目指す。


 奨励会には平成23年5月、1級の編入試験に合格。24年1月に規定の成績を挙げて初段となり、今年7月には女性初の二段に昇段していた。

将棋の里見香奈さん 女性初の三段に NHKニュース

里見さんは現在、6つの女流タイトルのうち、「女王」、「女流王座」、それに「女流名人」の、三冠を獲得しているほか、将棋のプロ棋士を養成する奨励会の会員として、男性と共に戦うプロ棋士を目指しています。

里見さんは島根県出雲市出身の21歳で、おととし5月に奨励会に入会し、去年1月に初段に昇段し、ことし7月には二段に昇段していました。
里見さんは今後、奨励会の三段の会員どうしで行われる「三段リーグ」で2位までに入るか、2度3位になれば四段に昇段し、女性として初めてのプロ棋士が誕生することになります。

三段に昇段したことで、将棋の里見香奈さんは、女性初の「プロ棋士」誕生に、王手をかけたことになります。
プロ棋士になるためには、プロ棋士を養成する「奨励会」に入会し、規定の成績を収めて四段まで昇段しなければいけません。

三段リーグ」は半年に1期18局、1日2局の例会をほぼ半月に1度こなし、勝ち残った数人しかプロになれません。
里見さんの場合は、このリーグ戦と平行して、女流棋士としてタイトル戦の対局もこなさなければなりません。
またプロになるには、年齢制限もあります。
26歳までにプロになれなかった人は、原則、奨励会を退会しなくてはなりません。
特例としてリーグ戦で勝ち越せば次回も参加できますが、これも29歳までと厳しい世界です。