https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

今年の米成長率は3%台を期待─イエレン次期FRB議長=タイム誌 | Reuters

その中でイエレン氏は「米経済は今年、より力強く成長する」との見方を示し、「私自身も米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーの大半も、(GDP伸び率の)一桁台の数字は2ではなく3になると期待している」と述べた。


また「回復はいらだたしいほど鈍いが、われわれは雇用面で前進している。インフレ率も2%の長期目標に向かって回帰すると見込んでいる」と語った。


FRBが注目するインフレ指標は現在、目標の2%のおよそ半分程度の年率1.1%にとどまっている。


インフレ率は懸念すべき低水準にあるが、イエレン副議長は現在7%の失業率をFRBが5.2─5.8%と推定する長期レンジに低下させることが最優先課題だと強調した。


住宅市場については、今年「一段と回復する」との見方を示し、FRBがこれまで成長の足かせと指摘してきた財政政策による向かい風も弱まる見通しとした。


資産買い入れ策については、株などのリスク資産価値の上昇などを通じ、主に富裕層にしか恩恵を与えていないとの批判が上がっているが、「富裕層のみを支援しているとの見方は間違っている」として否定した。


FRBの政策は長期金利の押し下げが狙いで、これにより消費促進を通じて回復を支援する」と指摘。資産買い入れ策は「株、住宅価値の上昇を通じて保有者の消費を促し、経済全般で雇用を創出するとともに所得を増やす」と説明した。