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米報道官「深く懸念」 中国の米紙特派員へのビザ発給問題で - MSN産経ニュース

カーニー米大統領報道官は1月30日、中国政府が報道査証(ビザ)手続きを利用して、外国人記者の取材を妨害しているとして、「深く懸念している」とする声明を発表した。声明はビザ問題にとどまらず、記者の移動制限や地方当局による暴行も挙げ、「報道の自由に反する」と批判した。


 中国のビザをめぐっては、米紙ニューヨーク・タイムズの中国特派員オースティン・ラムジー氏が、ビザ発給の前提となる記者証の更新が認められず、ビザ失効寸前の30日、北京を離れて台北に移った。カーニー氏は声明で、この問題について「非常に失望している」と批判した。


 声明は、「中国国内で働く米報道機関の記者へのビザ発給や更新を行うよう中国当局に期待する」と指摘。「米中は相互理解と信頼構築を促すために報道機関の相互交流を拡大すべきだ」と訴えた。


 同紙は、2012年10月に温家宝首相(当時)の親族による蓄財問題を報道。この直後の同年末、北京特派員1人のビザ更新が認められず香港へ退去したほか、新任の北京支局長もビザの発給が2年近く滞り、赴任できない状況にある。