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2013年の各国年金基金、英国が日本抜き2位に=タワーズワトソン調査 | Reuters

2013年の年金基金資産残高で、英国が前年比13%増加の2兆ポンド(3兆3000億ドル)強と過去最高となり、1位の米国(18.9兆ドル)に次ぐ規模になった。コンサルティング会社タワーズワトソンの世界年金資産調査で判明した。


株式相場と英国債の利回りが上昇したことによるもの。2位だった日本(3兆2000億ドル)は3位に後退した。


英年金監督当局によると、6150の退職時給与年金基金の積立不足額は推計で2013年12月に276億ポンドとなり、前月の597億ポンドから縮小した。これにより企業のビジネス投資余地が拡大し、英国経済を押し上げる可能性がある。


英年金基金株式投資比率は50%と、2003年の65%から低下しているが、より保守的に債券に配分している日本(40%)やオランダ(35%)に比べ高かった。米年金基金株式投資比率は57%だった。


英国の対実質国内総生産(GDP)でみた年金資産の割合は131%と、10年間でほぼ2倍になったという。