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「ネット右翼」と「エセ右翼」を『保守論壇亡国論』的視点から考える。「エセ右翼=百田尚樹への宣戦布告(10)」。 - 文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』

何故、「ネット右翼」や「エセ右翼」は論争から逃げ出すのか。それは、彼等の思想や思考が「自分の頭で考えたもの」ではないからだ。

西部邁は、「保守とは何か」という保守の定義や概念にこだわっている 。小林秀雄福田恆存らは、保守思想家だったが、「保守」の定義や概念にはこだわらなかった。彼等の思想や思考が「保守」そのものであって、わざわざ定義や概念にこだわる必要はなかったからだ。ところが、西部邁藤岡信勝、あるいは二流、三流の保守思想家たちの思想や思考は、保守的ではないから、保守や右翼を名乗るためには、定義や概念が必要だったのである。そこに、「保守の堕落」「右翼の堕落」の起源がある。