ウクライナ混沌 ティモシェンコ元首相 投獄中に暴行 デモ治まらず
ティモシェンコさん自身が潔癖かといえばそういうわけではありません。
しかし、ウクライナと言う地域的な場所とこの辺りの慣習や国民の意識から言えば、問題にすべきことでもないのかもしれません。
(例えば私たちが想像している以上に賄賂や違法取引などが蔓延しているのかもしれません)
大統領になったヤヌコヴィッチはティモシェンコが選挙の不正を主張して首相を辞めようとしないために、過去の不正を暴きだしてとうとう2011年の暮れに禁固7年の有罪と損害賠償の支払い及び3年間の公職停止に持ち込んでティモシェンコを投獄してしまいました。
その罪状はロシアから不当に高い価格で天然ガスを買い取る取引(ロシアのエネルギー大手ガスプロムとの取引で150億円の損害を与えたというもの)をした職権乱用罪ということなのですが、ドイツのヨアヒム・ガウク大統領もメルケル首相もロシアのメドベージェフ元大統領(現首相)やアメリカの抗議を読んでいると、どうもヤヌコヴィチ大統領の方に問題があるような気がします。
ティモシェンコはヤヌコヴィチ大統領の事を「ウクライナを1937年のスターリン粛清の絶頂期に戻そうとしている」と批判しています。
私のイメージですが、ペレストロイカ以降のロシアやウクライナなどを見ていると、国民や政治に対してマフィア化が物凄く進んでいる気がします。
生年月日 1960年11月27日(53歳)
旧名ユーリヤ・ヴォロドミリヴナ・グリギャン
ウクライナ人の女性作家レーシャ・ウクライーンカの髪型を真似ている。三つ編みを巻いた金髪をトレードマークとするが、地毛は黒。