スコットランド独立に懐疑的見方強まる=調査 | Reuters
23日に公表された2つの調査によると、スコットランドの英国からの独立に対し懐疑的な見方が強まっている。
独立の是非を問う住民投票は、9月18日に行われる。
スコットランド・オン・サンデー紙に掲載されたICMの調査では、独立に「反対」との回答が全体の49%で、1カ月間に5%ポイント上昇した。「賛成」との回答は、変わらずの37%だった。
SNPが主催したパネルベースの調査では、反対が47%(9月時点で43%)、賛成が37%(同44%)だった。
これより先、オズボーン財務相は、スコットランドが独立した場合通貨統合の可能性はないと言明。欧州委員会のバローゾ委員長は、独立したスコットランドが欧州連合(EU)に加盟することは「不可能とは言わないまでも困難」との見解を示した。