室谷克実と小室直樹。 - 文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』
小室直樹の『韓国の悲劇』(1985)はハングル語に翻訳され、韓国でベストセラーになった。むろん、この本は韓国を絶賛した本ではない。批判するところは批判し、擁護するところは擁護している。その後、小室直樹は、韓国に招待され、ソウル大学で講演までしている。しかも、ソウル大学では激論を闘わせている。しかし、小室直樹は韓国で人気者になった。韓国の人々も、小室直樹の主張は筋が通っていたから、耳を傾けないわけにはいかなかったのである。
安重根は、明治天皇を尊敬していた。伊藤博文が、明治天皇の「東洋平和」「韓国の独立」の理想を、裏切ったと思ったから襲撃したのだ、という。従って、安重根の「書」を求める日本人が後を絶たなかったと、小室直樹はいう。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20130113#1358084945
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20121206#1354803003
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20081114#1226671695