世界長者番付、ビル・ゲイツ氏が5年ぶり首位＝米誌 | Reuters
２位は７２０億ドルのメキシコの富豪カルロス・スリム氏。３位はＺＡＲＡなどのブランドで知られるアパレルメーカー「インディテックス」の共同創業者アマンシオ・オルテガ氏（６４０億ドル）で、４位は米著名投資家ウォーレン・バフェット氏（５８２億ドル）だった。
フォーブスが３日に発表した「世界の長者番付」によりますと、マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏が資産総額７６０億ドル（日本円にして７兆７１００億円）で、５年ぶりに首位に返り咲きました。２位はメキシコの実業家で通信会社などを経営するカルロス・スリム氏で７２０億ドル（日本円にして７兆３０００億円）。
アメリカのＩＴ企業フェイスブックのマーク・ザッカーバーグＣＥＯ＝最高経営責任者は２８５億ドル（日本円にして２兆８９００億円）で、前の年の６６位から２１位へと大きく順位を上げました。日本人のトップはソフトバンクの孫正義社長で１８４億ドル（日本円にして１兆８７００億円）で全体では４２位でした。
フォーブスによりますと、１０億ドル（日本円にして１０１０億円）以上の資産を保有する富豪は過去最多の１６４５人となり、このうち女性は１７２人と前の年より３４人増えたということです。
国別ではアメリカが４９２人と最も多く、次いで中国が１５２人、ロシアが１１１人となっています。こうした富豪の多くは、保有する株式の評価額が膨らんだために資産を増やしたということで、とりわけＩＴ業界の経営者や幹部で、保有する自社株の価格が上昇したケースが目立っています。
