防衛省は１０日、陸上自衛隊の田辺揮司良（きしろう）北部方面総監が同日から５日間、ロシア軍の東部方面軍管区を訪問すると発表した。ハバロフスクの司令部訪問や戦車部隊の視察を予定している。
北部方面総監とロシア軍東部軍管区の司令官は信頼関係を深める目的で、平成１５年からほぼ毎年、互いに訪問を続けていて、防衛省は「こういう情勢でも交流を続け、相互理解を深めることが重要だ」と説明しています。
一方、ロシア軍トップのゲラシモフ参謀総長が今週、日本を訪れて、自衛隊トップの岩崎統合幕僚長などと会談する予定でしたが、この来日は延期される見通しです。
