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海外の共同著者「論文撤回すべきでない」 NHKニュース

「STAP細胞」を巡っては、論文の画像やデータに不自然な点が相次いで指摘され、理化学研究所は、小保方晴子研究ユニットリーダーなど所属する共同著者3人が論文の取り下げに同意したことを明らかにしました。
これについて、共同著者の1人でハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授は、在籍する病院を通して、コメントを出しました。
この中でバカンティ教授は、「今は理化学研究所の最終的な調査報告がまとまるのを待ちたい。一方で今回の成果は、比較的小さなミスや外部の圧力によって無視してしまうには、あまりに重要なものだ。論文に提示されたデータが正しくないという説得力のある証拠がないかぎりは、論文を撤回すべきではない。非常に大きな決断なので、すべての共同著者と話をするつもりだ」として、現時点では論文の取り下げに反対する考えを示しました。
また、STAP細胞の作成に関わる詳細な手順などすべての情報を研究室のウェブサイトに掲載する考えを示し、「ほかの研究者がわれわれの成果を再現するのに役立つはずだ。最終的には科学が答えを出すことになる」としています。