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キエフのクーデター政権で内紛が起こり、それを利用してNATOが軍事侵攻、露国が対抗する可能性 | 《櫻井ジャーナル》

 内務省の発表では、3月12日にムージチコは警察に指名手配され、ウクライナ西部のレストランにいることをつかんだ特殊部隊が踏み込み、銃撃戦の末に容疑者は射殺されたということになっている。


 それに対し、ウクライナ議会のアレキサンダー・ドニ議員によると、ムージチコの乗った自動車が2台の自動車に止められ、彼はそのまま拉致され、後ろ手に手錠された状態で外へ放り出され、心臓へ2発の銃弾を撃ち込まれたのだという。

 クーデターの際、その指揮官はアンドレイ・パルビーだったと言われている。

 パルビーはアメリカの特殊部隊ともつながっているようで、右派セクターが反旗を翻した場合は鎮圧側につくのだろうが、戦乱に発展する可能性はある。そこで「国際治安支援部隊」と称してNATO軍がウクライナへ入って来たなら、ロシア軍も黙ってはいないだろう。

 ビル・クリントン米大統領はロシアを属国扱いし、あのボリス・エリツィン露大統領を怒らせたそうだが、アメリカ支配層の精神構造に変化がなく、クリミアを奪おうとするなら、第3次世界大戦に発展する可能性がある。