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米 中間選挙にらみ対決姿勢鮮明 NHKニュース

アメリカでは先月、オバマ大統領がことし10月から始まる2015年度の予算の編成方針を示す「予算教書」を議会に提出しました。これに対抗して、野党・共和党は1日、独自の予算案を発表しました。
この予算案は、社会保障費の削減などによって向こう10年間の財政赤字を総額で5兆1000億ドル、日本円で510兆円以上圧縮するとしていて、オバマ大統領の提案に比べ、財政健全化をより意識しています。
さらに、オバマ政権が推進している医療保険制度改革の撤廃を盛り込んだほか、富裕層に対する増税に反対して、所得税法人税の減税を提案するなどしていて、ことし11月の議会の中間選挙をにらんで、対決姿勢を鮮明にしました。一方、オバマ大統領は1日、医療保険制度改革を巡り、政府のウェブサイトを通じて、保険に加入した人が目標どおり700万人を突破したと発表し、成果を強調しました。
そして「もう論争は終わった。制度改革は揺るぎないものとなった」と述べ、撤廃を求める共和党をけん制していて、中間選挙に向けて、医療保険制度改革を巡る対立が続くことになりそうです。