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山中教授、不正防止に注意促す ノート記録はいい方法 - 47NEWS(よんななニュース)

 「ノートの記録は研究不正を防ぐものすごくいい方法」。京都大の山中伸弥教授が4日、新しい医療研究開発の関連法案を審査する衆議院内閣委員会に参考人として臨み、こう述べた。


 STAP細胞論文をめぐる不正疑惑では、小保方晴子氏(30)の実験ノートが3年間で2冊しかないなど記録が不十分で、理化学研究所の調査委員会の検証に支障が出た。


 山中教授は10年ほど前から、発明日を重視する当時の米国の特許の仕組みを念頭に、全ての学生に実験ノートのつけ方を指導していると説明。「その後、仕組みは変わったが、ノートは研究不正を防ぐいい方法と気づいて続けている」と話した。

山中教授「30代の研究者は未熟」 指導の重要性指摘:朝日新聞デジタル

 山中さんは、30代後半に自身の研究室を持ちiPS細胞の作製につながった自身の経験にふれ、「30代、場合によっては20代に、独立のチャンス、欧米に匹敵する研究環境、研究費を与えるべきだ」と訴えた。


 一方で、「ほったらかしは危険。私もそうだったが、30代の研究者は実験の方法は上手になっているが、様々な点で未熟」と述べ、「シニアの研究者が研究室運営や研究倫理、利益相反などを、独立後も若手研究者に教育するシステムが必要。国単位でやる方がいい」と提案した。