ロシア大使の雑談がYouTubeで流れているが、米国務次官補やエストニア外相の話とは次元が違う | 《櫻井ジャーナル》
今回の会話を誰が録音したのかは不明だが、暫定政権、あるいはアメリカやEUの機関が盗聴したのだとするならば、こうした内容の会話しかアップロードできず、しかも写真を間違えているということは、かなり追い詰められているのだろう。
自分たちの知られたくない実態を隠すため、そうしたことを相手が行っているかのように暫定政権や「西側」は宣伝しているのだが、中身はない。圧倒的なプロパガンダ力で押し切ろうとしているのかもしれないが、事実はインターネットで流れ続けている。
ユーゴスラビアへの先制攻撃では「人権擁護団体」の信頼度が大きく低下、アフガニスタンやイラクへの先制攻撃から「西側」、特にアメリカのメディアが信用されなくなり、リビアやシリアへの軍事介入ではカタールのアル・ジャジーラが同じことになった。ウクライナのクーデターではEUのメディアもアメリカと同じ水準まで信頼度が低下しているようだ。ところで、日本のマスコミは欧米やカタールのメディアに比べて格段にレベルが低く、情報に興味のある人びとからは端から相手にされていない。