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ノート生産「親子で見て」　コクヨ工業、来月から工場見学会　滋賀 - MSN産経ニュース

　全国で販売されている「キャンパスノート」の生産拠点、コクヨ工業滋賀（愛荘町上蚊野）は、来月から工場見学会を始める。これまで取引先の関係者や学校関係者には対応してきたが、一般公開は初めて。

　見学は毎月２回、午前１０時から約９０分間開催する。敷地面積約１１万４千平方メートルの工場の概要や、社員らの製品にかける思いを映像で紹介。その後、工場内の生産現場を歩きながら、裁断される前の大きなロール状の紙が次々と機械にセットされていく様子や、製品化されたノートが自動で並べられていく様子などを間近で見学する。

　また、ノートの不良品を見分ける品質検査の体験や、ノートを引っ張り強度を確かめる体験なども企画している。

　キャンパスノートは、グループ本社「コクヨ」（大阪市）の主力商品で、昭和５０年の発売から昨年８月までで累計２６億冊を販売。コクヨ工業滋賀では、コクヨが販売するノートのほぼ全てを製造している。

　５月は２７、２９日の２日間で各回定員は２５人。参加費は中学生以上１００円、小学生以下は無料。参加費は全額、琵琶湖を中心とした環境保全活動に充てられる。

　予約は専用ダイヤル（（電）０７４９・３７・８０１７）か同社ホームページで。