ウクライナ東部ドネツク占拠の親ロ勢力、地域一帯を掌握する意向表明 | Reuters
ドネツクでは退去期限が過ぎた後も、約20人を超える親ロシア派の指導者が過去8日間にわたり占拠している建物で戦略会議を開催。親ロシア派勢力の指導部の1人、ウラジーミル・マコビッチ氏は、「われわれは、下水道から空港、鉄道の駅舎、軍隊に至るまで掌握する」と述べた。
ドネツクで政府庁舎などを占拠している勢力のなかには、直ちにロシアに編入するのではなく、ウクライナ国内にとどまり、より大きな自治権を要求することを主張する一派もいる。
ただ、「ドネツク人民共和国」の指導者を名乗るデニス・プシリン氏は、「5月25日の大統領選挙は確実に実施されない」と述べるなど混乱は収拾に向かっていない。