https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

なぜプーチンはアメリカ政府の標的にされているのか?: マスコミに載らない海外記事

アメリカ政府は、ロシアを、アメリカの地域支配計画にとって、益々増大する脅威と見なしている。問題は、石油とガス・パイプライン網を、中央アジアから、ヨーロッパへと拡張するにつれ、ロシアが益々強くなりつつあることだ。それで、ヨーロッパと経済的に統合した強いロシアは、アメリカ覇権にとっての脅威なので、アメリカ政府は、ウクライナを、ロシア攻撃の為の拠点として利用することに決めたのだ。

オバマに話しても得るものは皆無だ。プーチンは、オバマが何を望んでいるかを既に理解している。オバマは戦争をしたがっているのだ。それが国務省とCIAがウクライナ政府を打倒した理由だ。これがクーデター前日に、ジョン・ブレナンCIA長官がキエフに出現し、ヤツェニューク大統領が、東部の親ロシア派抗議行動参加者に対する最初の弾圧を命じた理由だ。ヤツェニュークが、東部の親ロシア派抗議行動参加者に対して、二度目の弾圧を始めるわずか数時間前に、ジョー・バイデン副大統領がキエフに出現したのはそれが理由だ。ヤツェニュークが、親ロシア派活動家達に対する攻撃を準備して、東部の都市スラビャンスクを包囲したのは、それが理由だ。アメリカ政府が、武力紛争こそ、アメリカのより大きな権益に役立つと考えているからだ。このような連中と対話しても無意味で、それがプーチンが対話の試みを止めた理由なのだ。

これでお分かりだろう。オバマの挑発が、プーチンを結局争いに巻き込む可能性だ高そうだ。しかし、はたして物事はオバマが期待する方向に展開するだろうか? プーチンは、アメリカ政府のシナリオに沿って、軍隊を東部に残し、アメリカが資金提供している準軍事ゲリラや、ネオナチ連中に狙い撃ちにされることになるのか、それとも、キエフを急襲して暫定軍事政権を排除し、紛争を鎮める為に国際和平監視部隊を招請し、安全の為、国境を越えて撤退する等の秘策を何か持っているのだろうか?


戦略が何であれ、それが実行されるまで、長く待つようなことはあるまい。もしヤツェニュークの軍隊がスラヴャンスクを攻撃すれば、プーチンは戦車を送り込むこととなり、全く別の事態となるだろう。

The danger of war in Asia - World Socialist Web Site

Obama’s provocations in Ukraine against Russia and his “pivot to Asia” aimed at China are two fronts of a broader strategy aimed at subordinating the Eurasian landmass to US imperialism. In 1997, in the wake of the collapse of the Soviet Union, former US national security adviser Zbigniew Brzezinski highlighted the central importance of Eurasia for maintaining American global hegemony. Writing in Foreign Affairs, he declared: “With Eurasia now serving as the decisive geopolitical chessboard, it no longer suffices to fashion one policy for Europe and another for Asia. What happens with the distribution of power on the Eurasian landmass will be of decisive importance to America’s global primacy and historical legacy.”

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140421#1398076579