アメリカ、ホワイトハウスは１日、オバマ大統領が、次の韓国駐在の大使にヘーゲル国防長官の首席補佐官を務めるマーク・リパート氏を指名したと発表しました。
リパート氏は４１歳。
オバマ大統領の上院議員時代からの外交・安全保障担当の補佐官で、オバマ大統領が「みずからの弟」と呼ぶほどの側近中の側近です。また、リパート氏は、２０１２年に国防総省のアジア太平洋地域を担当する次官補に就任して以降、オバマ政権のアジア政策を主導してきました。
リパート氏が議会上院で承認されれば、オバマ大統領と太いパイプを持つ大使が韓国に赴任することになります。
リパート氏は、これまで日本政府にとってもアメリカ政府との交渉などの際に、重要な窓口になってきましたが、日本政府の関係者は「日本をよく知るリパート氏が韓国に赴任すれば、公平な立場で日韓関係の改善に尽力してくれるだろう」と期待を示しました。
