■

住民投票「国家独立」問う　ウクライナ東部２州 - 47NEWS（よんななニュース）

　ウクライナ東部ドネツク、ルガンスク両州で１１日に予定されている住民投票は、自治権拡大ではなく分離独立の是非を問うことが７日までに分かった。両州の親ロシア派組織「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の幹部が７日までに、共同通信に明らかにした。

　両州では行政府を占拠するロシア系住民が実権を掌握しており、国家としての独立宣言に突き進む可能性が高い。ウクライナの政権側はさらに苦しい状況に追い込まれるとみられる。

　これまで、住民投票は「共和国の地位」を問うと説明され、ロシアが求める連邦制の枠内で自治権拡大を目指すとの見方があった。