日刊ゲンダイ|原子力は古い…米軍がシフト始めた「バイオ燃料」の威力
「米軍は2022年までにすべての艦船や航空機の燃料の半分を化石燃料ではない代替エネルギーでまかなう計画です。すでに海軍のシーホーク・ヘリコプターが、バイオ燃料とジェット燃料をそれぞれ半分の割合でブレンドした燃料で飛行することに成功しています。音速で飛ぶF18戦闘機がバイオ燃料で動くのも時間の問題でしょう。日本の防衛省も、米軍機との互換性を意識して、自衛隊機のバイオ燃料活用に動き始めています」
利用が拡大し、民間利用も広がればコストも下がる。燃焼効率が高いため、化石燃料よりもクリーンで燃費がいい代替エネルギーになる可能性を秘めています」(世良光弘氏)