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ウクライナ東部住民投票、90%近くが地域の自治権拡大に賛成 | Reuters

ドネツク州で実施された住民投票では、親ロシア派の選挙管理委員会代表が89%が同地域の自治権拡大に賛成票を投じた、と明らかにした。


両州とも賛成多数で承認される公算が大きいが、承認はウクライナからの独立を意味するのか、または、ロシアへの編入を意味するのか、様々な見方がある。 ある親ロシア派勢力の指導者は投票が締め切られる前に、住民投票の結果を受け、東部ウクライナは独立した国と軍を形成することになる、と述べた。


一方、別の親ロシア派勢力の指導者は、住民投票によりウクライナ東部地域の立場が変わることはないとし「ウクライナの一部になることも、ロシアの一部になることも目指さない。われわれが変化を望んでいることを世界に示したいだけだ。この地域の運命を我々自身で決定したい」と語った。


ドネツク共和国で実施された住民投票の投票用紙には「ドネツク共和国の国家としての自治という行為に賛成するか」との質問が明記されている。住民の間ではこの質問に対する様々な解釈があった。


ある住民は質問に「イエス」と回答したとし、賛成は、ウクライナ政府からの独立を意味していると主張。


別の住民は、「イエス」回答は、ウクライナ国内における自治国家の形成を意味していると語った。


また、ロシアへの編入もしくは、ロシアによる支援で生活が今よりも良くなることを期待し「イエス」と回答した、とする住民もいた。